社員を大事にしない会社。今こそ会社をあてにしない生き方を考える。
どうも。
ホーリーです。
皆さんは月に残業をどれくらいしてますか?
残業が0の人もいれば50時間以上やっているひともいるでしょう。
僕自身は月に30時間~40時間の残業をしています。
いややらなければ生活できないと言うべきか・・・
僕は20代ですが、転職を2回しています。
転職の理由は労働時間と人間関係でした。
2社目に関してはお金の心配も出てきてしまい退職することを決めました。
自分が転職先を適当に選んだことが原因でした。
我ながらアホでした。
現在の会社を選んだ理由は仕事内容でした。
もともとやってみたい仕事だったので未経験から入れるなんてラッキーと思い、転職しました。
残業は慢性化している状態ではありましたが、残業が30時間ほどないと生活していくための収入が得られなかったのでしょうがないかなと深くは考えませんでした。
昇給も毎年行っているということでまぁそれならいいかとあまり深く考えていませんでした。
しかし現実は違っていて・・・
今年の昇給額は0でした。
毎年昇給するって話はなんだったんだよと思い上司に話をするも
「今までは上がってたんだけどねー・・・ごめんね」みたいな。
軽いなーって(笑)
数日間はやる気も出なかったけど(今も少しやる気でないけど)なんとか頑張ろうと気持ちをあげるように頑張りました。
ちなみに会社の売上的にはここ数年で考えても一番よかったらしく、なぜ昇給しなかったのかめちゃくちゃ疑問でした。
昇給はしないけどボーナスを増やすと言われたときにボーナスは増やさなくていいから昇給してくれよと言いたかったです。
まぁボーナスなら会社の業績が下がったら少なくすることもできますから会社としてはやりやすいですよね。昇給したら簡単には下げられないですから・・・
会社組織を疑ってしまう事件が発生する
今年の6月にすごく大きな事件が発生した。
有給休暇の義務化で5日以上の有給消化が義務付けられた今年。
僕も計画を立てて6月に有給をとることにした。
有給を取った翌日、会社全体の朝礼があるからと会社に出勤してすぐに上司に言われた。
僕の会社は本社が愛知にあり、月初に本社とスカイプで全体朝礼を行う。
その日は月初でもなく、何事かと思って理由を聞いたら社員の訃報でした。
病気かなと理由は聞かずにいざ朝礼に出てみると、事実は衝撃的なものでした。
「本社の〇〇さんが首をつって亡くなりました。場所は会社の倉庫です」
朝礼中に声をあげそうになるくらいびっくりしてしまいました。
周りは前日に聞かされていることもあってか、それほど動じているようには見えませんでしたが自分はたった今聞かされていますからもう衝撃ですよ。
理由は上司や役員のパワハラだとか残業時間の多さとか色々な噂がありましたが、遺書もなくはっきりしたことはわかりませんでした・・・
その後の報告が社員に何もなかったこと
従業員が亡くなったこと、特に会社で首をつったということは会社自体に原因があるのは間違いないと個人的には思ってしまう。
しかし・・・
これほどの事件にもかかわらず、その後の情報がいっさいなかったというのがものすごく気持ち悪かった。何かを隠しているように感じてしまって仕方がなかった。
噂されていた直属の上司と役員はお咎め無しだったようだ。
疑わしきは罰せずということだったのだろうか。
仕事が薄くなり、残業が無くなった
これは最近起こったことなのですが、直近の残業が0になりました。
本来の考え方としては、残業が無いのが当たり前でどうすれば残業をしなくても帰れるのかを工夫するのも仕事のひとつだと思うのですが、残業ありきの給料体制なので残業をしたいという矛盾した考えが浮かんでしまいました。
残業代がなくなり、不満がでる
残業0はおそらく一時的なものだと思います。
ですが、残業代がなくなることで生活ができないという人が出てきました。
「〇〇万以上ないと生活できない。どうにかならないですか?」
具体的な金額は伏せますが、その金額は贅沢なんてしていないと言える金額でした。
その人は最近入った新人さんなのですが、年齢は僕よりも10歳近く上なのですが、僕とそれほど給料は変わらないようでした。
結局その人は副業をするという条件で納得したようでしたが、近い将来退職してしまうんだろうなと。
もちろんこの人以外にも生活が苦しくなる人はいるでしょう。
僕自身も残業代が出ないのは痛かったです。
転職を考えている人が半分以上いる
かなり悲しい話ですが、転職を考えている人が多いということです。
残業すればそれなりですが、残業がないと給料がものすごく安い。
実際に僕が入って4人の人が退職しました。
会社は減ったら補充すればいいという風に思っているのか、離職率はいっこうに改善されていません。
従業員はコマだと思っているように思えて仕方がないです。
残業0になって自分が思ったこと
残業代がでないため、収入面的には厳しくなった。
だが、定時で帰れるようになって時間がとてもあることに気づいた。
散歩をしたり、読書をしたりと好きなことをできる時間が増えた。
今までは残業しないと生活できないと思っていたけど節約すればどうにでもなるし、いざというときは副業をすればどうにでもなるんだなと感じた。
残業0は僕自身がどれだけ会社に依存していたのかを改めて教えてくれた出来事だった。
残業することで失っていたものはとても大きい。
趣味に費やす時間、勉強する時間、家族と過ごす時間、その他もろもろ・・・
副業の時間だって取ることができる。
残業代が入らないことは収入的に少し問題だが、それ以上に残業をすることで失う時間のほうがもっと問題なのだと気づかせてくれた。