会社が嫌いになりそう。会社と従業員は対等な立場なはずなのに…

どうも。

ホーリーです。

 

先週の金曜日に社員が1名退職しました。

今年の4月に中途で入社した人で、僕よりも10歳くらい上の人。

真面目ですごくいい方でしたが、待遇面(給料)の不満により

退職となってしまいました。

 

入社してからまだ半年も経っていない。

 

なぜこのようなことが起こったのか??

 

そこにはうちの会社の社風に問題があるように感じた…

 

うちの会社は従業員数が80人程度の中小企業。

僕がいる事業所には工場もあり、30名ほどの従業員がいるのだがとにかく離職率が半端ない。

僕がこの会社に入ってちょうど2年になるのだが、5名の退職者が出ている。

 

ちなみに5人中の3人が待遇面(給料)での不満での退職で、それ以外はうつ病での退職。

そして今年の6月に本社の従業員が会社の倉庫で自殺…

 

いやー…

 

半端じゃないくらいブラックwww

 

自殺してしまった従業員に対してはパワハラがあったという噂があったのだが、誰もお咎めはなかった。

まるで何事もなかったかのような会社の対応に怒りが沸いたが僕にはどうすることもできなかった…

 

会社の倉庫での自殺って会社への恨みがあったとしか思えないですよね…

 

給料面での問題も深刻だ。

うちの会社は元々商社で工場を持っていなかったのだが、今から約10年ほど前に工場を作った。

僕はその工場の設計職で働いているのだが、会社の上下関係は営業が上で工場が下というような構造になっていると感じる。

そのように感じる理由は多々あるのだが、大きく感じるのは給料の違いで給与テーブルが違うため同じ年齢なのに営業と工場で1.5倍ほど年収換算で違うことを知った時にかなりの衝撃を受けた。

 

営業ってそんなに貰ってるんだと…

 

もちろん営業が仕事をしていないという訳ではない。

営業には営業の大変さがあるのはわかっている。

しかし、工場の給与レベルは低すぎるではないか。

工場の人たちも一生懸命働いている。

それなのになぜここまで給与テーブルに差があるのか理解できないと感じてしまった。

 

こういった理由でうちの会社を去る人が後を絶たないのだが、会社は給料に納得して入ったのだから問題ないだろと言う。

会社の言っていることもわからなくもない。

実際に入社する前に給料提示を行っている。

しかし、残業見込みの年収ベースで給料提示を行っているため、それを見込んで入って実際には残業がそれほどなくて退職というパターンがとても多かった。

この工場ができて10年ほどたつが、30名以上の人たちが退職しているらしい。

もういいかげん会社もわかってくれよと感じる。

 

今の時代残業代で稼ぐという働き方は賛否両論あると思うが、給料ベースが低いため残業がないと生活がかなり苦しくなってしまうのが実情。

もっといい会社はあると思うが、転職側も早く次の仕事を見つけないとという焦りの気持ちがこのような事態を招いているのかもしれない。

転職者側にも落ち度はあると思うが、このようなことばかり起きているのに会社は何も動こうとせず、会社側に責任はないという。

 

本来であれば、従業員と会社はwinwinの関係だと思う。

従業員は仕事がなければ給料が貰えず生活ができない。

しかし、会社側も従業員がいなければ会社は成り立っていかない。

どちらが上とかそんなものはないはずなのに、会社が偉いと勘違いをしている。

社員を大事にしない会社はこういうことがわかっていないのかもしれない。

うちの会社はお客様第一というが僕は従業員が一番だと思っている。

従業員が幸せなら会社の売り上げも利益も自然とあがると思っているからだ。

 

話がすごく脱線してしまったが、僕が悲しいと思ったのは給料の不満のみが原因で退職してしまったということだ。

実際に本人と話をしたが、仕事内容も楽しかったし、人間関係もよかったと言っていた。

 

もちろん全て本音で話しているとは限らない。

しかし、こういう人にこそ給料をあげて、モチベーションアップを図るのが会社としての役割なんじゃないのかと思う。

自分の会社は年功序列だが、やる気のない年寄りの給料を若手に配分できればいいのになと今回の件で改めて感じてしまった。

 

うまくいけば会社にとってとても価値のある従業員になれたかもしれないのにと考えてしまう…

 

今回の件で僕はとてもやるせない気持ちになってしまった。

もっと何かできることはなかったのか??

お金以外のことで何かできることはなかったのかと…

自分に何かできることはなかったのかと…

僕が考えることではないのかもしれないが…

しかし、それすらも考えず、去る者は追わない会社に僕は心の底から失望してしまった。