ビーチボーイズって知ってる??男の友情が熱い夏のドラマ!
どうも。
ホーリーです。
皆さんはビーチボーイズというドラマをご存知だろうか??
1997年の夏に放送された月9のドラマです。
月9としては珍しく、恋愛ドラマではなく男の熱い友情を描いたドラマになっております。
その他キャストには若かりし頃の広末涼子や稲森いずみ、マイク真木が出演していました。他にも家政婦のミタに出演していた佐藤ひとみさんも出演していました。
僕はこのドラマでものすごく好きなシーンがあるのだがその部分を紹介したいと思う。
少し長くなるが聞いてくれるとうれしいです。
まず物語は反町隆史演じるヒモの広海が彼女にフラれるところから始まります。
家を追い出された広海はあてもなく海に向かいます。
そして竹野内豊演じるエリートサラリーマンの海都は仕事でミスをしてしまい、上司から少し休んだらどうだと言われ彼もまた海を目指します。
全く違う人生を歩んできた二人が海で出会い、物語は進んでいきます。
その後、海都は夏休みも終わり海を離れます。(広海は民宿の従業員になってます。)
休みを取りリフレッシュも出来たのか、任されたプロジェクトもうまくいき、海都は上司からお褒めの言葉を頂く。
海都ももちろんうれしかった。でも民宿で過ごした日々が忘れられなかった・・・
結局海都は帰ってきた。広海のいるあの民宿に。
海都は一流企業を辞めて帰ってきたのだ。
一流企業を辞めるとかめっちゃもったいないよね笑
海都が民宿に戻った数日後、民宿にお客さんがきた。
そのお客さんは海都の元上司(平泉成)。
家族サービスということで民宿にきたというのは建前で、本当の目的は海都を連れ戻すのが目的だった。
それだけ海都は会社に必要な人間だったということです。
こんなことするために会社を辞めたのか?お前はこんなところにいる男じゃないだろ?
将来を棒に振るのか?今ならまだ間に合うと。
海都は考える。どうしたらいいのかと・・・
海都は付き合っている彼女に電話します。
俺間違ってるかな?と。
彼女は言います。間違ってるよと。誰がどうみても間違ってる。
それはそうですよね。一流企業を辞めて給料も雀の涙ほどです。
それでも彼女はいいます。
やってみたかったんでしょ?ならやってみればいいじゃんと。
いい彼女さんですよね。
普通なら振られてますよ笑
その言葉を聞いて海都は決心します。
次の日の朝、海都は自慢の朝食を作り上司に言います。
僕が作った朝食を食べて下さいと。上司はその言葉を聞いて理解します。
ダメだったかと・・・
上司は帰る前に釣りがしたいと言い、釣りをしながら海都と最後の時間を過ごします。
ここで上司(平泉成)が海都に最後の言葉を送るのですが、僕はこのシーンがとても好きで何度もみてしまいます。
上司(平泉成)
誰でもな、みんなお前みたいにやりたいと思うんだよ。
でもな、できないんだよ。現実には・・・
将来や、家族のこと、色んなことがあってな・・・できないんだよ。
年取ったら今度こそって思うけど、その時にはたいしたことできなくなっちゃうんだろうな。
俺は人生なんてそんなもんだと思う。思うことにした。
やれよ、好きにやれよ。
それで失敗しろ。うんと後悔しろ。
あんな馬鹿な真似すんじゃなかったって、会社辞めるなんて馬鹿だったなんて。
ボロボロの人生送って、うんと後悔しろ。
俺の人生が間違ってなかったって。お前が間違ってたんだってことを見してくれよ。
その時また、見にくるよ。
上司にもペンション経営をするという夢があったが、家族のことや将来のことを考えたときに踏み切れなかったと。
自由にやっている海都を見てうらやましく思ったのだろう。
厳しいことを言ってるようだが、これは上司なりの海都へのエールだと思った。
これから厳しいことがいっぱいあるだろうけど頑張れよと。
これはあくまでドラマの話だし、現実的には厳しいだろう。
海都みたいな生き方はとてもかっこいいと思うけど、大人になればなるほど平泉成の言った言葉に納得してしまう。
僕には海都みたいな生き方はできないだろう。でもこのドラマをみて感じるものはたくさんあった。
ドラマを見たくらいで人生は変わらないが、ぜひ皆さんに観て欲しいと薦めたくなるドラマである。